書泉メルマガ Twitterアカウント 取材のお申込みv
  1. HOME
  2. コラム・メルマガ
  3. 第8回 『1/10スケール・クトゥルフ神話TRPG』リプレイ:第3夜
ボードゲーム コラム・メルマガ
2018.02.09

第8回 『1/10スケール・クトゥルフ神話TRPG』リプレイ:第3夜

TRPG経験あり・ボードゲーム初心者の担当スタッフが初心者と経験者のまんなかへんから
ボードゲーム・TRPGなどの紹介・体験レポートをお届けするアナログゲームコラム!     担当:藏田

TRPG布教に最適!1/10スケール・クトゥルフ神話TRPGリプレイ

 

<前回までのあらすじ>
TRPG初心者を含む、書泉スタッフ4人で『1/10スケール・クトゥルフ神話TRPG』をプレイすることに!
キャラクターたちは登山の途中で森に迷い、一軒の古い山小屋をみつけるが・・・?

 

前回までの記事はこちら

⇒ 『1/10スケール・クトゥルフ神話TRPG』リプレイ:キャラクター作成編
⇒ 『1/10スケール・クトゥルフ神話TRPG』リプレイ:迷いの森Ⅰ

 

【キャラクター/プレイヤー紹介】
神保 蝶子:20歳の女子大学生

・・・/プレイヤーA:クトゥルフコーナー担当のクトゥルフTRPG経験者。

 

街田 保幸:30歳のフリーター。男性。

・・・/プレイヤーB:ブランク有りのTPRG経験者。

 

小山 慶子:21歳の女性地下アイドル。

・・・/プレイヤーC:リプレイ動画をみて興味を持ったTRPG初心者。

 

※ゲームの進行をするキーパー(KP)は当コラム担当が勤めます。

 

第3夜:惑いの森Ⅱ ~家捜しする探索者~

 

登山の途中、森の中で迷い、一軒の古びた山小屋へたどり着いた3名

窓からは明かりが漏れており、ひとまず休めるかもしれないと中へ・・・

 

KP:(部屋のマップを描き足し)中には登山客であろう女性がこっちを怯えたように見て立ち上がったけど

何かをつぶやいてまたペタッと座り込む

蝶子:【聞き耳】いけますか?

KP:どうぞ

 

※【聞き耳】…聴覚による情報を得るための技能。 成功すると、KPから情報を与えられる。

騒々しい場所など聴覚に影響があるときにはマイナスの修正がかかることも

 

蝶子:【聞き耳】低いんだよな~(コロコロ)あ~ダメだ

慶子:わたしも振ってみます(コロコロ)成功です

KP:かすかに『良かった…次は私かと思った…』と聞こえます

街田:怖いなぁ~(笑)

蝶子:不穏な事言ってんなぁ…

慶子:これはわたししか聞こえてないんですか?

KP:そうですね

慶子:じゃあ、ちょっといったん2人を外に連れ出して…

KP:扉をガチャ→聞き耳して→バタンて(笑)

蝶子:怪しすぎる(笑)

KP:怯えますよこの人(笑)

慶子:「『良かった…次は私かと思った…』とか言ってたけどヤバイかな?」と相談します

蝶子:「ヤバイけど夜だし行くとこないしねぇ」

慶子:「あの人に話聞いてみる?」

蝶子:じゃあ、もう一回入って(笑)声かけます「こんばんは~」

KP:警戒している風ではありますが会釈をします

蝶子:「私達迷っちゃったんですけど、同じ感じですか?」と

KP:じゃあ挨拶して情報交換をするとですね、この人はもう迷ってから3日ここにいるそうです

蝶子:え~ヤバ

KP:大学の登山サークルのメンバー4人と来て、森に迷ったらしい

街田:ほう

KP:持っていた食料は食べ尽くしてしまって、すっかり元気がなくなっていますね

蝶子:「他の人はどうしたんですか?」

KP:『徐々にいなくなってしまって』

蝶子:徐々に(笑)「どういうことですか?」

KP:ちょっと周りを見てくるとか、トイレに行ってくるとか

蝶子:あ~、フラグを立てて帰ってこない(笑)

KP:そうそう(笑)

慶子:やばい

KP:『それで自分ひとり残ってしまって動くに動けなくなってしまって』

街田:ふんふん

蝶子:なるほど~

 

 

グランデちゃんTRPGPOINT!!   

TRPGにおける情報の入手方法は技能のチェックによるものだけではありません

キャラクターとして、その他の登場人物などに自由に話しかけたりして情報などを得ることもできます

このようなアドリブでストーリーを進めるのがTRPG最大の魅力です

キャラクターになりきって話すのが恥ずかしいという場合は

「自分のキャラクターは~~という風に誰々に聞くよ~」といった感じでも大丈夫です

ここで部屋の中の設備と、中にいた女性の名前が「アキノ・ショウコ」ということを説明

 

慶子:「あなたは3日間ここから出なかったんですか?」って聞きます

KP:『仲間が少しずついなくなってしまって怖くて動けなかった』って…

道を探しに行った人だけでなく、トイレに行った人すら戻ってこないので

蝶子:(トイレを指して)ヤバイなここ(笑)

慶子:異臭を放つトイレやばいですね

蝶子:「迷ってから今まで何か気づいたことはないですか?」と聞きます

KP:何かこの森にいる感じはするけど見てはいないって

蝶子:う~ん、じゃあひとまず室内【目星】で探索したいです

KP:ドラ○エみたいにガシャーン、ガシャーンて?

蝶子:(笑)

街田:同じく室内安全かどうか確認したいですね

KP:じゃあ順番に

蝶子:(コロコロ)成功

蝶子の室内探索でわかったのは以下のとおり

工具棚:いろんな工具が並んでいて、なにかと便利に使える「バール」を入手

蝶子:武器だー(笑)」

鍛冶場:炉の火は消えているが道具が作成できそうな鍛冶場

炉の周りには五芒星を刻み込んだ金属の円盤が作りかけで何枚も転がっている

蝶子:五芒星いやだ~」

※ここで【アイデア】判定をして成功し、森の中の木にこれが打ち付けてあったのを思い出す

バケツ:水が入っているがゴミが浮いていて飲み水にするのには抵抗がある

樽  :樽は2つある(ここではまだ詳しくチェックはしていない)

ランプ:オイル式のランプでぼんやりと部屋を照らしている

ストーブ:年季の入った薪ストーブ(側には薪も積まれている)

机  :古びた小屋には不釣合いな立派なアンティーク調の机

引き出しがいくつかあるが1つは鍵がかかっている

ベッド:血なのか膿なのかわからないが薄汚れたベッド

慶子:汚ねぇベッドか」

 

街田:樽は調べられますか?

KP:樽は2つあるけど?(①、②とマップの樽に書き込む)

蝶子:分かれていると怖いなぁ(笑)

街田:とりあえず①から

KP:こちらはずっしり重く、中に液体が入っているっぽい

街田:蓋は開けれます…?

KP:蓋はガッチリはまっているんで何か道具があれば

街田:バールかなあ…

KP:あとは壊すとか…あと、このショウコさんの力では開けられなかったので水分は取れていないみたい

蝶子:慶子ちゃんのSTR(筋力)ならいけるんじゃないですか?(笑)※註:慶子のSTRはマックスの9

慶子:いけますかね?

蝶子:STR:9のSIZ(体格):8ですよ

KP:蓋を壊すんなら【格闘】で判定を

慶子:じゃあこういう感じで(両手を組んでダブルスレッジハンマーの構え)

KP:ちょっと待って地下アイドルがダブルスレッジハンマーって(笑)

全員:(笑)

慶子:パワフル系を目指しているので

蝶子:慶子ちゃんがこの工具使えばいけますよ

慶子:あ、でも格闘ダメージ決めてない

KP:STR+SIZはいくつ? ※註:格闘によるダメージはSTR+SIZによって決まる

慶子:17です

KP:最高値だ(笑)1D6+2

蝶子:死んじゃう!樽が死んじゃう!

KP:じゃあ【格闘】で判定を

慶子:【格闘】って?

KP:(慶子のキャラクターシートを見て)【格闘】に技能値の割り振り忘れてるね

慶子:ここにも割り振るんですか?

KP:他の技能値から削って【格闘】に割り振ってください

慶子:あ~(悲鳴)

KP:弱体化(笑)

慶子:じゃあ【幸運】と【知識】減らして【格闘】2にします

KP:あくまで肉体派(笑)じゃあ判定してダメージ出してください

慶子:(コロコロ)成功、(コロコロ)ダメージは4

KP:蓋は一撃で破壊されます

蝶子:さすが慶子ちゃん

KP:蓋が壊されると中の液体がこぼれ始めますね

慶子:臭いとかあるんですか?

KP:臭いはわからないけど、ゼリー状の粘液っぽいものが溢れて床に染み込んでいきます

蝶子:え~嫌だ(笑)

慶子:え?え?慶子ちゃんとんでもない事してしまった(笑)

街田:(笑)

KP:それを見ていると…

蝶子:戦闘か?

慶子:はやい(笑)

全員:(笑)

KP:見ているとその液体は生きているように感じられます

慶子:え~?スライム?ここでLv1上がるやつですか?(笑)

KP:その液体が染み込む最後に残った泡が、生き物の目の如くまばたいたように感じられます

で、その様子を見ていた人は【正気度】判定を

慶子:(コロコロ)9!(悲痛な叫び)※註:慶子の【正気度】は7

街田:同じ9だけど成功

KP:失敗した人は【正気度】を1ポイント失います

全員:あぁ~(悲鳴)

KP:次に【聞き耳】

街田:失敗

慶子:成功しました…聞こえちゃダメなやつなんじゃないですか

蝶子街田:(笑)

KP:成功した人は「テケリリ…」という鳥の鳴き声のような鈴の鳴るような声を聞きます

慶子:え~?

蝶子:(笑)※註:蝶子のプレイヤーは普段からクトゥルフで遊んでいるため正体に気づいた

慶子:蝶子ちゃんの肩をつかんで「なんかテテテテ…って聞こえた」(笑)

蝶子:蝶子はそれだけ聞いてもよく判んないですね(笑)

 

続いてもう1つの樽も調べるがこちらは空だった

 

慶子:次は金属の円盤調べたいです

KP:そこにゴロゴロ転がっているやつは禍々しい感じはしない

蝶子:森の中にあったやつがヤバイんですかね?

 

次に机の鍵の付いた引き出しを調べることにした一行

 

蝶子:近くに鍵が見当たらなければ「バール」でこじ開けますね

KP:では【格闘】で

蝶子:(コロコロ)…「慶子ちゃ~ん!」 ※失敗したので助けを呼んでいる

慶子:「頑張る!」(コロコロ)だめだ(笑)

街田:(コロコロ)成功

KP:引き出しを開けると中には古い書物があります

蝶子:ヤバイですね(笑)

KP:読み解くなら【オカルト】で

街田:(コロコロ)お!成功!

KP:成功すると自動的に【正気度】を1失います

蝶子:(笑)

KP:で、【クトゥルフ神話】技能が1増えます

蝶子:やっぱり(笑)

 

クトゥルフTRPGでは魔術書などに触れ理解を深めると【正気度】を失うが

【クトゥルフ神話】という禁断の知識についての技能値を得ることがある

KP:本の内容は円盤の印についてと神話生物について書いてあります(内容についてのメモを渡す)

サンプルシナリオでは魔術書「グハーン断章」から事件の真相と脱出の手がかりのどちらかの情報が

手に入るようになってるが、今回は両方提示した(内容は以下のとおり)

「脱出」:あらゆる感覚を狂わせ、迷いを誘発する印があるという

外敵の侵入を防いだり、逆に外に出させない効果がある

火と槌によって特別に鍛えられた金属板らしいが、どんな形をしているのかは記されていない

「真相」:太古においてショゴスという不滅の生命体が存在していたことが記されており

この本の持ち主による書き込みもある

なんと、この本の持ち主は、そんなショゴスの生き残りを手に入れ、自分の体に細胞を

取り込むことでハイブリッドな新生命になろうとしていたらしい

 

街田:この内容は共有すると…?

蝶子:そしたら私たちも【正気度】入りますよ!

街田:じゃあ、「この印が脱出を阻んでいるらしい」とだけ伝える

慶子:木に刺さっているやつをどうにかすれば出られる?

街田:抜くか壊すかすればいいのかな?

慶子:慶子ちゃんの筋力でどうにかならないかな?(笑)外は暗くなってますか?

KP:森の中歩くんだったら明かりがあったほうがいいかな

街田:ランプか

KP:薪を使って松明とか

 

脱出の糸口をみつけた探索者たち・・・無事生還できるのか・・・?次回更新をお楽しみに!

 

第4夜>>迷いの森からの脱出を目指すが・・・?

第2夜>>迷いの森Ⅰ

第1夜>>キャラクター作成編