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2016.09.03

「山担 星野のひとりごと」 私の好きな山旅 第54回

( 西穂高岳 2,908m 焼岳 2,393m )

今回は久しぶりに私の山旅のご紹介ができます。
怪我して以来不調だった足もよくなってきたので、先日ようやく登山に行くことができました!

それではさっそく、2016年7月、西穂高岳、焼岳への夜行3泊4日の山旅をご紹介します。

東京を夜行バスで出発し、翌早朝、新穂高温泉ロープウェイのりばに到着しました。
1日目はあいにく朝から雨で、ロープウェイからも濃霧と雨で何の景色もみることができず残念でした。

ロープウェイで登山口の西穂高口に到着後、そこから宿泊先の西穂山荘までの歩行時間は1時間30分程です。
道中では雨風やガスがどんどん強まり、ウエアも濡れはじめ、コンディションは最悪でした。

ようやく到着した西穂山荘は、登ってきた登山客で朝からごった返しています。
大広間のストーブの周りには濡れたウエア等を乾かすために人が集まりはじめ、それぞれの登山の話で盛り上がっていました。
話を聞いていると、北海道や関西など遠くからの登山客もいました。
気象状況を調べると一日中雨との予報。雨だとできることもないので、その日はひたすら夕食が待ち遠しかったです。

2日目。
前日は一日中荒れた天気で、一歩も外に出られませんでしたが、2日目は日の出とともに快晴で、昨日の雨が嘘のようでした。
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▲快晴の西穂山荘

山荘からは笠が岳、乗鞍岳、焼岳の景色もくっきり見えて、すばらしいです。

昨日の雨の影響で、予定していた西穂高岳や独標への登山をあきらめることにしました。
代わりに、上高地で唯一の活火山である焼岳を目指します。
焼岳は、山頂の北峰と南峰のうち、南峰は今でも有毒ガスが発生し登山禁止になっています。
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▲焼岳

朝食後、西穂山荘を後にして、ぬかるんだ登山道を進みます。まず目指すのは、登山口である焼岳小屋です。
登山道には、白い花を咲かせたゴゼンタチバナの群落がところどころに咲いていて、とてもきれいです。
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▲ゴゼンタチバナ

景色を楽しみながら進んでいくと、次第に登山道が細くなります。
飛騨側に切れ落ちているところもあり、十分に注意が必要です。
しばらく行くと、ひょっこりと小さな焼岳小屋が現れます。

焼岳小屋での少しの休憩の後、いよいよ山頂へ向かいます。
1時間30分ほど登ると、硫黄の匂いのたちこめる山頂へ到着しました。

山頂の景色を堪能した後、ふたたび焼岳小屋に戻り、昼食にしました。
昼食後は宿泊先の上高地へ向けて出発です。
途中にはハシゴが3か所あり、慎重に下る必要がありますが、その後は安全で平たんな道が続きました。

早朝に西穂山荘を出発してから上高地までは、半年ぶりに歩いたこともあり、休憩などもいれて約8時間もかかりました。
さすがに歩きつかれました…。

3日目。
上高地の名所・カッパ橋の近くの宿に宿泊したおかげで、
朝食後にはのんびりと周辺を散策し、大正池も見学することができました。
下山後はバスターミナルからバスで新島々駅まで行き、そこから松本駅までもどりました。
(松本駅では、昼食に長野名物の山賊焼(鳥のカラアゲ)とりそばを食べました!)
松本駅前からは運よく高速バスにのれたので、早目に新宿バスターミナルにつくことができました。

久しぶりの登山でしたが、今回もたのしい山旅になりました。

《コース》

・1日目 ※前日に東京駅からの夜行バスに乗り、早朝、新穂高温泉ロープウェイのりば着。
新穂高温泉ロープウェイのりば→【ロープウェイ】→西穂高口→【歩行 1時間30分】→ 西穂山荘着→独標→【歩行 50分】→西穂山荘(泊り)

・2日目
西穂山荘→割谷山→新中尾峠→焼岳小屋【西穂山荘から焼岳小屋まで、総歩行時間 約3時間】
焼岳小屋→【歩行 1時間20分】→焼岳→【歩行 3時間】→上高地西糸屋山荘(泊り)

・3日目
上高地西糸屋山荘→上高地周辺散策(大正池、カッパ橋など)→【バス】→上高地線 新島々駅
→JR松本駅→【高速バス】→JR新宿駅
《みどころ》
・西穂山荘前からの笠が岳や、上高地の下山途中で観られる雄大な穂高連峰
・焼岳山頂の火口や360度のパノラマ展望
・梓川を中心に、散策コースがいっぱいです!

《お勧めガイド本・DVD》
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●登山について、お気軽にご相談ください。
「おすすめの登山ルートは?」「初めて山に登るならどこにいけばいい?」など、
登山(アウトドア)に関する疑問がございましたら、書泉グランデ5階アウトドアフロアまでお越しください。
山担当・星野が、ご相談にのらせていただきます。