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2014.06.12

超常現象担当高松の「超常と現(うつつ)の間(はざま)」 第四回「昨日見たあれはたぶんツチノコ」

「[増補版] 未確認動物UMA大全」
一家に一冊、UMA研究書の決定版!本コラムにも大変お世話になりました。

UMAとは…
Unidentified Mysterious Animal(謎の未確認動物)の略。
存在するかもしれないが、生物学的に確認されていない未知の動物の総称。
日本独自の呼称で、欧米では主に「クリプティッド(未確認動物)」や「ヒドゥン・アニマル(隠棲動物)」などと呼ばれる。

ヒバゴンをご存知ですか。

広島県比婆郡の比婆山連峰にて、1970年代に多数の人々に目撃された、日本が誇る獣人系UMAの代表です。

体長は1.5~1.6メートル、逆立ってバリバリした茶色の剛毛と、左足を引きずるように歩くのが特徴。

遭遇した人は一様に「恐ろしい怪物」と称したヒバゴン、その目撃証言が多発したことで、行政も無視する事が出来ず、なんと役場に「類人猿係」を設置。一市町村が対策に追われた稀有なUMAでもあります。

いかがでしょうか。え、ご存知ない・・・。残念です・・・。それではこちらはどうでしょう?

ジャナワールはご存知ですか。

「ジャノ」や「ヴァナ」などとも呼ばれる、トルコ島東部の塩水湖ワン湖に生息する巨大水棲UMAです。

体長は約20メートル、黒とこげ茶を混ぜたような体色をしています。水を上に噴き上げたり体を縦にくねらせたりすることから、その正体はクジラの先祖「ゼウグロドン」の生き残りではないか、とされています。

このジャナワールを一躍有名にしたのが、世界的冒険家、高野秀行さんによる『怪獣記』(講談社)です。

始めは眉に唾をつけていた高野さんですが、1冊の本(ちなみにトルコ語)との出会いから「もしかして・・・」と思いを改め、一路トルコへと飛びます。二転三転する状況、思わぬところからジャナワールの背後に見え隠れするトルコの社会問題などに翻弄されながらも、最終局面、事態は思わぬ展開へとなだれ込みます。

トルコ紀行記としても読めるUMA本、オススメです。

どうでしょうか。む、こちらもご存じないですか・・・。ならばこちらは如何?

モスマンはご存知ですか。

1966年から67年にかけてアメリカのウエストバージニア州ポイント・プレザント、オハイオ渓谷一帯で目撃された飛行型UMAです。

体長約2メートル、全身を体毛で覆われ、ギラギラ輝く赤い目をもち、鳥のように翼を広げて飛翔するとのこと。奇怪な外見から「モスマン(蛾人間)」と呼ばれ、そのあまりにも地球上の生物からかけ離れた想像画は、一目見たら忘れられません。

モスマンの目撃の多くがUFOや、かのMIB(メン・イン・ブラック)と関わっていることから、その正体はUFOから放たれた“エイリアン・アニマル”ではないか、との説が有力です。

モスマン出現事件の顛末は2002年にリチャード・ギア主演「プロフェシー」という題名で映画化されています。「モスマン」の正体に肉薄する展開は必見、手に汗握ります。

ちなみに「プロフェシー」とは「予言」のこと。その意味するところは・・・?ぜひ一度映画をご覧ください。

さて今度こそは・・・。そうですか、知りませんか・・・。ならばここはあの方にご登場願いましょう。

ネス湖のネッシーやヒマラヤのイエティにならぶ“UMA of UMA”、そうツチノコです。

体長30センチから80センチ、やや扁平で太い胴をもち、三角形の頭とお尻からは細くて短い尾がチョロっと出ている姿はなかなかにキュート。動作はかなり機敏で、蛇腹を利用して体を伸ばしたまま移動したり、シャクトリムシのように動いたり。コロコロ転がったかと思えば、2メートル近くジャンプした目撃例もあります。

出現地は、北は青森から南は鹿児島まで、呼び名もツチノコ以外に“ツチヘビ”“トックリヘビ”“ゴハッスン”“ツチコロビ”など数多くあります。日本最古の書「古事記」に“ノヅチ”として、また江戸時代の百科事典「和漢三才図会」に“野槌蛇”として登場するなど、その歴史の深さからも、最も実在が期待されるUMAの最有力候補です。

私は「ツチノコ」と聞くと、どうしても1963年に書かれた「ツチノコの手配書」が浮かびます。

この手配書が作成された経緯については伊藤龍平さんの『ツチノコの民俗学』(青弓社)に詳しいですので置いときますが、内容をつぶさに見ると左下に賞金額が書いてあります。

「写し絵 金六万両」「遺体 金十万両」そして出ました、「生け捕り 金三十両」!!です。

仮に、一両を1960年代では1万円とすると、生け捕りの賞金額はなんと30万円!当時の大卒初任給がだいたい2万円ぐらいでしたので、なんともすごい金額です。

もっとも、もし本当にツチノコが見つかれば、生物学などの分野で大変な衝撃を与えるでしょうから、きっと価値の計れない人類の宝となることでしょう。

それにUMA探しは人類のロマン、決してお金には換算できません。

明日もまた、世界の何処かで誰かが、海を渡り、山を越え、川を泳ぎ、空を仰ぎ見て、UMAを追い求め続けることでしょう。

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